OnePiece504話-アニメ
ルフィーは海軍本部での決戦で、どんな壁でも越えられると思っていた自信や強さを打ち砕くような敵と出会った。加えて、この海での道標だったエースも失い、行く先がまったく見えなくなっていた。そんなルフィーに対し、ジンベイは「失ったものばかりを数えるな。無いものは無い。お前にまだ残っているものは何か」諭す。
そして、ルフィーは離ればなれになった仲間を思い浮かべる。一人では、強敵たちに勝つことはできないかもしれない。しかし、仲間がいれば、そんな強敵にも勝てる。また海に出れると、立ち直ることができた。
ルフィーは良い仲間をもっている。一人ひとりが自分のできることを理解し、その分野では、自分に任せろということができる。他方、仲間の得意分野に関してはその仲間を信じて任せることができる。自分の分野では、誰にも負けないというプライド。他方で、仲間の得意分野に関しては、仲間の能力を信じる。そのような仲間に出会い、そして、自分自身がそのような仲間の一員になっていることが本当にすごいと思う。
シャンクスは、ルフィーに、「勝利も敗北も知り、逃げ回って男は一人前になる。泣いたって良いんだ。乗り越えろ。」という言葉を贈る。人に弱さを見せるのは怖い。だから、人は強がったり、他人との間に壁を作ろうとする。だからこそ、逃げたり泣いたりして、弱さを見せることができる人間は強いのだろう。これは、自分の弱さを見せることのできる仲間がいるということも同時に意味していると思う。
真に信じあえる仲間を見つけ、その上で勝利に向かって突き進む人が本当の意味で、一人前というのかもしれない。